投資関連の本を1冊読みました。
2019年4月頃から1年くらいかけて投資関連の本を読んできましたが、ミネルヴィニの本を読んだ時の衝撃は忘れることができません。
どの銘柄をどのタイミングで購入するのかというのは、自分が前から知りたいと思っていたことでしたが、これまでに読んだ本にはその解答が見当たりませんでした。
ですが、このミネルヴィニの本には、私が知りたいと思っていたことが明確に書いてありました。
そして、投資初心者がやってしまうミスとその対処法についても詳しく書いてあります。
具体的には、自分も最初はナンピン買いを何度もやってしまっていました。
ですが、ミネルヴィニのこの本を読んで、数ヵ月かかりましたが、ナンピン買いを止めることができました。
本書のまえがきでデビッド・ライアンも書いていますが、この本で最初に読むべき箇所は、第12章と第13章で書かれている、リスク管理についてだと思われます。この2つの章は何度も繰り返し読みましたし、これから先も何度も読む予定です。
投資を成功に導くために必要なことは、「損小利大」という言葉に集約される、というのが現時点での自分の心境ですが、それを最初に教えてくれたのがミネルヴィニでした。
投資の勉強を始めてからこの良書に出会うまでに1年近くかかりましたが、これまでの時間も決して無駄ではなかったと思いますし、これまでがあったからこそ、この本の素晴らしさを強く感じるのだと思います。
個別株投資に興味のある方は、是非、この本を手に取って読んでみて下さい。
本書を読んで気になった箇所を記録しておきます。
第7章 注目すべきファンダメンタルズ
機関投資家は以下の条件を満たす銘柄を好む。
・サプライズ決算
・売上高とEPSの加速
・利益率の上昇
・過去の水準を超えるEPS
・年間EPSの大きな上昇
・今後も売上高とEPSの加速が続きそうな兆候
第10章 百聞は一見にしかず
・私は株価と出来高にも、ファンダメンタルズにも頼っている。ある銘柄を買うかどうか決めるときには、ファンダメンタルもテクニカルも考慮すべき重要な要素だ。
・選ぶ銘柄は、機関投資家の買いに支えられているという根拠があるものだけに制限すべきだ。
第12章 リスク管理1 リスクの性質
・買った銘柄が買値以下に下げたら、少なくともタイミングという点では間違っていると告げているのだ。短期トレーダーであれ長期投資家であれ、間違いなくタイミングがすべてだ。
・大きな損失を避けることが、大勝するための唯一最も重要な要素なのだ。
・損失を小さく抑えるか大きく膨らませてしまうかは、ほとんどの場合、自分の選択次第だ。
・株がほんの少し下げた後、再び上昇するかどうかは、誰にもはっきりとは分からない。
・実は、選んだ銘柄の50%しか正しくなくても、まだ途方もない成功をつかむことができる。但し、損失を抑えられるかぎりの話だ。
・最終的には、損切りがうまくできるかどうかは、少なくとも良い判断をゆがめられない程度までには、投資判断から感情――望み、恐れ、プライド、興奮など――を取り除くことができるかどうかにかかっている。
第12章 リスク管理2 リスクにどう対応して管理すべきか
・リスクを管理するには規律が必要だ。自分の戦略に従うには規律が必要になる。
・ほとんどの投資家は、平均利益がどれほど大きくても、株価が10%以上下げる前に損切るべきだ。
・最初のタイミングが正しかったと仮定しても、10%下げたら、そのトレードは何かがおかしいという合図である。
・損切りのストップに繰り返し引っ掛かるのなら、考えられる間違いは2つしかない。
1.銘柄の選択基準に問題がある。
2.市場の全般的な環境が厳しい。
・ナンピンは敗者の戦略ということを覚えておこう。
・持ち株は通常、4~6銘柄にすべきだ。ポートフォリオが大きければ、10~12銘柄まで増やせるかもしれない。これで十分な分散化になり、多すぎることもないだろう。
2019年4月頃から1年くらいかけて投資関連の本を読んできましたが、ミネルヴィニの本を読んだ時の衝撃は忘れることができません。
どの銘柄をどのタイミングで購入するのかというのは、自分が前から知りたいと思っていたことでしたが、これまでに読んだ本にはその解答が見当たりませんでした。
ですが、このミネルヴィニの本には、私が知りたいと思っていたことが明確に書いてありました。
そして、投資初心者がやってしまうミスとその対処法についても詳しく書いてあります。
具体的には、自分も最初はナンピン買いを何度もやってしまっていました。
ですが、ミネルヴィニのこの本を読んで、数ヵ月かかりましたが、ナンピン買いを止めることができました。
本書のまえがきでデビッド・ライアンも書いていますが、この本で最初に読むべき箇所は、第12章と第13章で書かれている、リスク管理についてだと思われます。この2つの章は何度も繰り返し読みましたし、これから先も何度も読む予定です。
投資を成功に導くために必要なことは、「損小利大」という言葉に集約される、というのが現時点での自分の心境ですが、それを最初に教えてくれたのがミネルヴィニでした。
投資の勉強を始めてからこの良書に出会うまでに1年近くかかりましたが、これまでの時間も決して無駄ではなかったと思いますし、これまでがあったからこそ、この本の素晴らしさを強く感じるのだと思います。
個別株投資に興味のある方は、是非、この本を手に取って読んでみて下さい。
本書を読んで気になった箇所を記録しておきます。
第7章 注目すべきファンダメンタルズ
機関投資家は以下の条件を満たす銘柄を好む。
・サプライズ決算
・売上高とEPSの加速
・利益率の上昇
・過去の水準を超えるEPS
・年間EPSの大きな上昇
・今後も売上高とEPSの加速が続きそうな兆候
第10章 百聞は一見にしかず
・私は株価と出来高にも、ファンダメンタルズにも頼っている。ある銘柄を買うかどうか決めるときには、ファンダメンタルもテクニカルも考慮すべき重要な要素だ。
・選ぶ銘柄は、機関投資家の買いに支えられているという根拠があるものだけに制限すべきだ。
第12章 リスク管理1 リスクの性質
・買った銘柄が買値以下に下げたら、少なくともタイミングという点では間違っていると告げているのだ。短期トレーダーであれ長期投資家であれ、間違いなくタイミングがすべてだ。
・大きな損失を避けることが、大勝するための唯一最も重要な要素なのだ。
・損失を小さく抑えるか大きく膨らませてしまうかは、ほとんどの場合、自分の選択次第だ。
・株がほんの少し下げた後、再び上昇するかどうかは、誰にもはっきりとは分からない。
・実は、選んだ銘柄の50%しか正しくなくても、まだ途方もない成功をつかむことができる。但し、損失を抑えられるかぎりの話だ。
・最終的には、損切りがうまくできるかどうかは、少なくとも良い判断をゆがめられない程度までには、投資判断から感情――望み、恐れ、プライド、興奮など――を取り除くことができるかどうかにかかっている。
第12章 リスク管理2 リスクにどう対応して管理すべきか
・リスクを管理するには規律が必要だ。自分の戦略に従うには規律が必要になる。
・ほとんどの投資家は、平均利益がどれほど大きくても、株価が10%以上下げる前に損切るべきだ。
・最初のタイミングが正しかったと仮定しても、10%下げたら、そのトレードは何かがおかしいという合図である。
・損切りのストップに繰り返し引っ掛かるのなら、考えられる間違いは2つしかない。
1.銘柄の選択基準に問題がある。
2.市場の全般的な環境が厳しい。
・ナンピンは敗者の戦略ということを覚えておこう。
・持ち株は通常、4~6銘柄にすべきだ。ポートフォリオが大きければ、10~12銘柄まで増やせるかもしれない。これで十分な分散化になり、多すぎることもないだろう。
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